エストロゲンってどこから出てるの?分泌量を増やすには?

バストアップや美肌など私たちに嬉しい効果をもたらすエストロゲン、でも一体どこから出ているか知っている人は少ないのでは?そこでエストロゲンの分泌場所はもちろん、分泌量の増やし方などエストロゲンに関する疑問を詳しく解説していきます。

女性ホルモンはどこから出てるの?

そもそも女性の体には生理の終わり頃~排卵するまでの間分泌が盛んになる「エストロゲン(卵胞ホルモン)」と、排卵後~生理開始頃まで分泌が盛んになる「プロゲステロン(黄体ホルモン)」の2種類の女性ホルモンが存在します。この2種類の女性ホルモンが交互に増えることで、生理周期を作り出しているんですよ。

そして今回注目したいのが、エストロゲン。

エストロゲンと言えば、妊娠に向け子宮内膜を厚くしたり卵胞ホルモンを成熟させるなどの働きがあります。そんなエストロゲン、実は肌にハリや弾力を与えるコラーゲンを生成することから、別名「美のホルモン」と呼ばれているくらい美肌とかかわりの深いホルモンなんです。またバストアップにも必要不可欠なホルモンなんだとか。

そのため女性にとってエストロゲンは、生理周期を整えてくれるのはもちろん美しくあるためにも必要不可欠な女性ホルモンなんです。

でもエストロゲンって一体どこから出ているか知っていますか?そこで今回エストロゲンの分泌場所や増やし方はもちろん、もう一つの女性ホルモン、プロゲステロンについても詳しく解説!もっと女性らしい体を手に入れたい、美しくなりたいと願う女性の皆さん、必見ですよ。

エストロゲンの分泌場所

エストロゲンはどこから分泌されているのか、分泌までの流れも含め詳しく見ていきましょう。

卵胞から出ている

女性ホルモンと聞くと子宮から出ているのでは?と考える人もいるでしょう。実はエストロゲンは卵巣の中にある「卵胞」から分泌されているんですよ。では卵胞とは一体どんなものなのかと言うと、卵子を包んでいる袋のことで、卵子を育てる大切な役割を担っています。エストロゲンは卵子を成熟させる働きもあるため、卵子と関係の深い卵胞で作られているのもなんだか納得できますよね。

エストロゲンが分泌されるまで

エストロゲンは卵胞で作られているという話をしましたが、卵胞が自ら判断して分泌しているわけではありません。実は脳の視床下部というところがエストロゲンを分泌するように命令を出しているんですよ。さらに視床下部から出された命令は下垂体(様々なホルモンを分泌するところ)に伝わり、卵胞刺激ホルモンを分泌するんです。この卵胞刺激ホルモンが卵巣内の卵胞働きかけ、エストロゲンが分泌されるという流れになります。

また脳はエストロゲンの分泌量を把握し、足りなければもっと分泌するように、分泌が多ければ分泌をストップする命令を出し、分泌量を調節しているんですよ。

プロゲステロンの分泌場所

女性ホルモンは2種類あるというお話をしましたが、ではもう一つの女性ホルモン「プロゲステロン」は一体どこから分泌されているのか詳しく見ていきましょう。

黄体から出ている

プロゲステロンは卵巣内にある「黄体」と呼ばれるところから分泌されています。黄体とは簡単に言うと排卵後卵胞が変化したもののことです。この黄体から分泌されたプロゲステロンは受精卵が着床しやすい様に子宮内膜を厚くし、その状態を維持する働きがあります。

プロゲステロンが分泌されるまで

プロゲステロンもエストロゲンと同じく脳の視床下部部分から命令が出て、下垂体が卵巣に働きかける刺激ホルモンを出しています。ただプロゲステロンの場合、下垂体から分泌される刺激ホルモンは「黄体体化ホルモン」と呼ばれる刺激ホルモンが分泌され、この黄体体化ホルモンが卵巣内の黄体に働きかけ、プロゲステロンが分泌されるという流れです。

ちなみにプロゲステロンも脳が分泌量を調節しています。

女性ホルモンの分泌量を増やすには?

エストロゲンを増やしたいと考える人も多いのでは?でも実はエストロゲンだけを増やしても、女性ホルモンのバランスが崩れてしまうため、実はプロゲステロンも合わせて増やし、バランスを維持する必要があるんです。ではエストロゲンとプロゲステロンを増やすのに、有効的な栄養素を詳しく見ていきましょう。

エストロゲンの増やし方

エストロゲンを増やす栄養素は以下の通りです。

  • 女性ホルモンに似た働きをしてくれる大豆イソフラボン            ※納豆・豆腐・味噌などの大豆製品
  • 女性ホルモンの分泌に不可欠な卵巣の老化を防ぐ働きがあるビタミンE      ※モロヘイヤ・かぼちゃ・アボカドなど
  • エストロゲンの代謝を助けるビタミンB6                   ※バナナ・にんにく・マグロなど

これらの食材を積極的に摂取することで、エストロゲンを増やすことができます。

プロゲステロンの増やし方

プロゲステロンを増やす栄養素は以下の通りです。

  • エストロゲンと同じく卵巣の老化を防いでくれるビタミンE
  • 体の免疫を高めてくれるビタミンC                      ※赤や黄色ピーマン・ブロッコリー・柿・グレープフルーツなど
  • 女性ホルモンの分泌を活発にする亜鉛                    ※牡蠣・豚レバー・そら豆・大豆など

これらの食材を積極的に摂取することで、プロゲステロンを増やすことができますよ。またビタミンCはビタミンEと一緒に摂取することで効果がアップするため、できるだけ一緒に摂取するようにしましょう。 

女性の心と体は女性ホルモンに左右される!

私たちの体は女性ホルモンにとても影響されやすく、ホルモンバランスが崩れてしまうと様々な不調を引き起こすことも多いです。ではどのような不調が起こるのか、またどういったときにホルモンバランスが崩れるのか詳しく見ていきましょう。

ホルモンバランスが崩れると…

女性ホルモンの分泌が減ってしまったり、エストロゲンとプロゲステロンのバランスが崩れてしまうと様々なトラブルを引き起こすと言われています。

例えば生理不順もその一つです。生理不順と聞くと、生理がくる周期が乱れると思っている人もいるかもしれませんが実はそれだけではありません。生理不順と一言に言っても

  • 無月経(生理が来ないこと)
  • 過少月経(生理がすぐに終わること)
  • 頻発月経(同じ月に生理が何度もくること)
  • 過長月経(生理が8日以上続くこと)
  • 過多月経(出血量が異常に多い・レバー上の血の塊が混ざる)

などがあります。これらは全てホルモンバランスが崩れることで起こるんですよ。

 

また生理不順以外にも下記のような症状も現れます。

  • 生理痛や不正出血
  • PSM(月経前症候群)                           ※排卵後に起こる症状で、頭痛・肩こり・便秘などの身体的症状とイライラ・集中力ややる気のの低下など精神的症状両方とも現れます
  • 自律神経失調症                              ※ホルモンバランスが乱れることで自律神経も乱れてしまい、倦怠感・のぼせ・動悸・息切れ・頭痛・不眠などの症状を引き起こします
  • 肌荒れ・ニキビ                              ※女性ホルモンが減少すると皮脂の分泌を盛んにさせる男性ホルモンが過剰分泌されます。その結果ニキビなど肌荒れを引き起こしやすくなってしまうのです。

ストレスは女性の大敵

私たちの体はもちろん心までもコントロールしている女性ホルモンですが、では一体どうなるとバランスが崩れてしまうか気になりますよね。実はストレスで乱れてしまうんです。

そもそも女性ホルモンは脳の視床下部というところで分泌をコントロールしているとお話ししましたが、脳はストレスに弱くストレスを感じると判断力が鈍りホルモン分泌量をコントロールできなくなってしまいます。その結果ホルモンバランスが乱れてしまうんですよ。

仕組みを知って、健康的で女性らしい生活を♪

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エストロゲンは脳で命令され、卵巣内の卵胞というところで作られているということがわかりましたよね。そしてホルモンバランスが崩れると、心身ともに影響が出てしまいます。特にストレスでホルモンバランスは崩れやすいため、栄養のある食事と良質な睡眠でストレスをうまく回避していきましょう。

またエストロゲンとプロゲステロンのバランスも重要なポイントです。どちらかの分泌が過剰に増えてしまったり減ってしまったりしても、ホルモンバランスは乱れてしまいます。

そのためエストロゲンはもちろん、プロゲステロンも合わせて増やす様な食生活を心がけ、健康的で女性らしい生活を目指してみてはいかがでしょう。